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リフォーム工事が原因のトラブルを弁護士に相談するメリットとは

リフォーム工事をしたら、見積もりより高い金額を請求されたり、工事後に不具合が見つかったりすることがあります。

施工業者と直接話し合いをしても解決せず、トラブルに発展した場合、弁護士に相談するとどのようなメリットがあるのでしょうか。

今回はリフォーム工事によるトラブルを、弁護士に相談するメリットについて解説します。

リフォーム工事のトラブルとは

リフォーム工事に関するトラブルには、どのようなものがあるのでしょうか。

ここではリフォーム工事のトラブルの例を、いくつかご紹介します。

工事前のトラブル

工事前に最も多いトラブルが、予定日になっても工事が始まらないケースです。

工事が始まらないため、契約解除を申し出ても応じてもらえなかったり、工事前に支払った代金を返してくれないなどのトラブルがあります。

工事中のトラブル

工事中には風呂屋キッチンのグレードが違っていたり、壁紙や床の色が間違っていたりするトラブルがあります。

また、壁や床を傷つけられたり、家具や家電を壊されたりしても、業者がそれを認めないケースがあります。

通常、リフォーム工事中は工事しない場所を傷つけないよう養生し、注意深く工事を進めていきます。

しかし、充分に養生をしないで、壁や家具などを傷つけたり壊したりする業者もいて、初めから傷や故障があったと言われることがあります。

工事後のトラブル

工事後は最初の見積もりと違う金額を請求されるトラブルの他、不具合が出ているのに対応してもらえないケースもよくあります。

リフォーム工事のトラブルを弁護士に相談するメリット

どのようなトラブルにしても、交渉による解決が一番望ましいのですが、当事者間で解決しない場合は弁護士に相談する方法があります。

ここでは弁護士に相談するメリットについて解説します。

法的な観点からアドバイスしてくれる

リフォームは契約に関する法律の問題が発生するため、適切なアドバイスやサポートを弁護士から受けられます。

施工業者から契約解除や返金ができないと言われても、法的にできるケースもあるので、弁護士に相談するのは有効です。

交渉を任せられる

トラブルが起きて施行主が直接交渉しても埒が明かない場合、施工業者との交渉を、すべて弁護士に任せられます。

施工業者との交渉は、建築に関して専門的な知識がないと難しいのですが、弁護士ならそれが可能です。

法的措置がとれる

話し合いで解決しなかった場合、さまざまな法的措置を取ることが可能です。

法的措置を取らければいけなくなった際は、建築関係の膨大な証拠や資料をもとにする必要があります。専門知識のある弁護士に依頼すると、スムーズに解決することが望めます。

まとめ

今回はリフォーム工事が原因のトラブルを、弁護士に相談するメリットについて解説しました。

工事自体のトラブルや請求金額の詳細に関するトラブルには、建築の専門知識が必要になります。

また、紛争に発展した場合も建築に詳しくなければ、適切な対応ができないことも多いため、早めに弁護士に相談することをおすすめします。

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米重 浩史弁護士

米重 浩史Hiroshi Yoneshige

私は16年間、上場企業の法務部・経営管理部に勤務しており、様々な法律問題と契約業務に携わっていました。

会社員時代の企業側の視点・感覚なども活かしながら、ご相談者様の立場に立ち、早期解決を目指してアドバイスいたします。

少しでも不安なことがありましたら、遠慮なくご相談ください。

所属団体

  • 東京弁護士会

経歴

  • 2001年 東京大学法学部卒業
  • 2001年 上場会社勤務(2017年まで)
  • 2017年 司法試験合格(司法試験予備試験経由)
  • 2018年 弁護士登録
  • 同年   「米重法律事務所」開所

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