成年後見
■成年後見制度とは
成年後見制度とは、精神上の障害などにより事理弁識能力を欠く常況にある者の身上監護の事務を第三者に委託する制度をいいます。
身上監護の事務とは、具体的には介護や生活の維持、住居の確保、施設への入退所、医療、教育等に関する契約の締結をいいます。
成年後見制度は、以下の二つに分けられます。
・法定後見
法定後見とは、すでに事理弁識能力を欠き身上監護が必要な方に対し裁判所が後見人を選定する制度をいいます。
・任意後見
任意後見とは、これから身上監護が必要となるであろう方がご自分で後見人を選定しておくことで、実際に身上監護が必要となった場合にあらかじめ選定しておいた後見人に身上監護などの事務をしてもらう制度をいいます。
■成年後見制度を弁護士に相談するメリット
成年後見制度の利用にあたり、弁護士にご依頼いただくことには以下のようなメリットが存在します。
・複雑な手続きを専門家に任せることができ、手間や時間を短縮できる
成年後見制度を利用するには、申立書や親族関係図など様々な書類が必要となるため、専門的な知識が必要です。
弁護士にお任せいただくことで専門的な視点からこうした煩雑さを軽減させることができます。
・制度の利用が適切か判断できる
成年後見制度の利用に当たっては、場合によって遺言や生前贈与、民事信託といった成年後見制度以外の方法のほうが適しているケースもあります。
弁護士がその方の様々な状況に合わせ、法的な視点からどの制度を利用するのが最適かをご提案することができます。
米重法律事務所は、東京都新宿区を中心に、目黒区、渋谷区、世田谷区といった東京都や、神奈川県、千葉県、埼玉県他関東にお住まいの方のお悩みに広くお応えしている成年後見に強い法律事務所です。
成年後見についてお考えの方は、お気軽に米重法律事務所までご相談ください。
基礎知識Basic knowledge
-
個人再生で失敗しない...
個人再生とは、債務の元本、利息、遅延損害金を減額して、3〜5年の期間をかけて分割返済をしていくという債務整理手 […]
-
紛争対応法務
「過去に納品した商品の不具合について取引先とトラブルになっている。保証期間は過ぎているが対応するべきだろうか。 […]
-
相続放棄のデメリット...
相続放棄とは、故人の財産や負債を含めた全ての相続権を放棄することを指します。 相続放棄をすることで、 […]
-
コンプライアンス法務
「社員のコンプライアンス意識を向上させたいが、どういった施策が有効だろうか。」「指導した部下から旦那がパワハラ […]
-
相続財産調査を自分で...
被相続人が死亡した場合、その時点で同人に帰属している一切の権利義務が相続人に包括的に承継されます。大切な家族が […]
-
顧問弁護士
「顧問弁護士と弁護士の違いはどのような点にあるのだろうか。」「会社と顧問契約を結んでいる顧問弁護士に個人相談は […]
よく検索されるキーワードKeyword
弁護士紹介Lawyer
米重 浩史Hiroshi Yoneshige
私は16年間、上場企業の法務部・経営管理部に勤務しており、様々な法律問題と契約業務に携わっていました。
会社員時代の企業側の視点・感覚なども活かしながら、ご相談者様の立場に立ち、早期解決を目指してアドバイスいたします。
少しでも不安なことがありましたら、遠慮なくご相談ください。
所属団体
- 東京弁護士会
経歴
- 2001年 東京大学法学部卒業
- 2001年 上場会社勤務(2017年まで)
- 2017年 司法試験合格(司法試験予備試験経由)
- 2018年 弁護士登録
- 同年 「米重法律事務所」開所
事務所概要Office Overview
名称 | 米重法律事務所 |
---|---|
所在地 | 〒162-0064 東京都新宿区市谷仲之町3-36ダイナシティ市谷仲之町102 |
TEL/FAX | TEL:03-6262-6935 |
代表者 | 米重 浩史(よねしげ ひろし) |
対応時間 | 平日 9:00~18:00(事前予約で時間外対応可能です) |
定休日 | 土曜・日曜・祝日 |